2023.04.27
いろどりきものサークル&倶楽部です。
今日の模様『格子』
※blog最後に和柄の意味をご紹介しています
前回の『子供レッスンで何が身につくのか』というお話で、知識、教養から“自信をつける、自分自身に自信を持つ“そういった事がアイデンティティを養うという事でした。
アイデンティティとは、自分は何者なのか「自分はこういう人物である」という認識のことだといわれます。
自信を持つという経験は、自分で自分を認めてあげることに繋がります。
そして、和服から知識を得る、日本ならではの感性を育んでいく、そうする事で生まれ育った日本という自国の文化を知り、自信が持てるようになるのではないでしょうか。
そういう文化に関係する側面が『文化的アイデンティティ』です。
今回は、アイデンティティのなかにある文化的な側面、文化的アイデンティティって何でしょう?という話です。
アイデンティティ=自分自身のこと、だとして″生まれ育った国″というのはもちろん自分自身に関わってきます。
そこで身についた生活習慣、言葉、感性などは自身の行動に影響し、文化が違えば人々の考え方や行動も違うことがあります。
こういう自分自身と文化の繋がりを『文化的アイデンティティ』というそうです。
普段何気なく生活していると文化的な繋がりを考えることはあまり無いかも知れませんが、自然と生活の中に繋がりはあるんですよね。
生まれた時からお宮参り、端午の節句、雛祭り、お月見、夏祭りなどの節句行事やお祭りは皆さん体験してると思います。
最近は減りましたが、夏祭りに浴衣を着ていくのも文化の一つですね。
浴衣、着物は日本の服飾文化ですし、着付け体験から日本文化を考える、知るきっかけになり、″自国の文化を他者に説明できるようになる″という自信をつけることが出来ます。
もちろん、趣味として生活の楽しみが増えるのも『豊かな心』『生活を彩る』ことの一つとして良いのではないでしょうか。
子どもレッスンでは、着物文化(衣服としての着物)を着付けを通して知ることが出来ます。
実際に見て、触れて、楽しみながら感性を育んでいきます。
和文化が好き!勉強以外の習い事がしたい!という子供さん向けのレッスンです。
体験してみたいという方は、LINEまたは InstagramのDMまでお問い合わせくださいね!
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〘今日の模様〙
*日本の伝統模様をご紹介します😊
格子文様:格子(こうし)模様
横縞と縦縞を組み合わせた模様で、古くは古墳時代頃からあるようです。
現代ではいろんな格子柄のことを纏めてテェック柄といいますが、和柄としては各格子模様ごとに名称があったりします。
弁慶格子、翁格子、童子格子、三筋格子や歌舞伎役者の名からとられた市松格子、菊五郎格子、高麗屋格子、中村格子、播磨屋格子などで、他にもまだまだあります。
江戸時代後期に流行りだし、その時代の浮世絵には格子柄の着物姿が沢山描かれています。
美意識の高かった江戸っ子達には粋な模様とされ『流行』の象徴でもあり、縦横に続く模様から『発展・繁栄・子沢山』、マス目が魔物を見張る目とされ『魔除け』の意味が込められている縁起の良い模様です。
💠子連れOK!着物以外のことも、子育ての話も、皆で楽しく!
💠「和」でつながる憩いの場!
💠気軽に自分のペースで参加できます!
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